ほおずき市の由来や浅草2016の時間や値段まとめ

      2016/07/05

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「ほおずき市」とは、東京都台東区の浅草寺で、毎年7月9日から10日にかけて行われる縁日です。

また、この「ほおずき市」では、赤い実が密かに実りかけているころあいの「ほおずきの鉢植え」が境内に並べられており、参拝に来られたお客さんに販売されています。

「ただ、浅草寺でほおずきを売っているだけの縁日なの?」と疑問に思われる方も多いことでしょうが、いえいえ、それは違います。この「ほおずき市」の特徴は、それだけではないのです。では、「ほおずき市」とは、いったいどのような縁日なのでしょうか?

というわけで、今回は、ほおずき市の由来や日程、売られているほおずきの値段など、様々な特徴をざっくばらんに説明していこうと思います。

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ほおずき市の由来

「ほおずき市」とは、浅草の浅草寺が発祥ではなく、じつは、同じ都内の港区にある「愛宕(あたご)神社」が発祥とされています。

千日詣(せんにちまいり)」と呼ばれる功徳日(くどくび)というものがあり、それは、その日に参拝すると1000日分の参拝の効果とご利益があるとされた日なのですが、当時の愛宕神社では、その千日参の日に「鬼灯(ほおずき)」を薬草として売っていたのが、そもそもの、このほおずき市の始まりであったとされています。

では、なぜ「浅草」が有名になったのでしょうか?

それは、平安時代末期(1192年)の有名な武将「源頼朝(みなもとのよりとも)」が欧州討伐の帰りに、浅草で自身の兵士を休ませて、疲れた兵士や病気で倒れた兵士に、ほおずきを食べさせて回復させたことが理由で、浅草が有名になったとされているようです。(諸説あり)

また、ほおずき市は「観音信仰」と関連深く、大昔の毎月18日は「仏様と特別なご縁のある日」という意味が込められていました。このことより「縁日」と呼ばれるようになり、「この日に参拝すると大きな功徳(くどく)がある」とされていたのです。

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しかし、室町時代より後(1338年以降)になると、これとは全く別で先にも述べた「功徳日」という縁日が毎月1回、新しく設けられ、さらに、この日に参拝することにより、なんと「千日詣」と同じくらいのご利益があるとされたのです。

そして、7月10という日は、この「功徳日」の中でも「特別な日」とされ、その前日の9日から意気込んだ人々が、お寺を訪れるようになったことから9日と10日の2日間が、現在のほおずき市の開催日となったようです。

では、その「特別な日」とはいったい「どんな日」なのでしょうか?それについては、後ほどご説明いたします。

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ほおずきって食用もあるの?

食用のほおずきというものは存在し、稀にスーパーなどで、トマトのコーナーで売られていることもあります。

しかし、本来、植物の種類としては「ほおずき」とは「ナス」の仲間であり「ナス目ナス科」とのことです。また、ここ最近で、その注目がとても高まっていることも事実でもあります。

もともとの代表的な原産地は、「コロンビア」で、その中でも「ゴールデンベリー」というものが、特に有名なようです。

日本でも、北海道や長野県で造られているブランド「太陽の子」や愛知県産のブランド「ほおずきトマト」などをはじめ、そのはかにも沖縄や山形県、島根県、岩手県など各地域で様々なほおずきのブランドが栽培されています。ちなみに、ここ最近脚光を浴びたせいなのか、各地の正確な生産量統計データは出ていないようです。

 

ほおずきを食べると堕胎しやすくなる?

ほおずきと堕胎の結びつきには「昔の言い伝え」から「医学的根拠」に至るまで、多くの諸説があるようですが、とくに代表的なものをお話します。

まず、根の部分に子宮収縮作用のあるヒストニンという成分が含まれており、これは昔、「堕胎薬」として服用されていたという事実があります。

また、ほおずきは全体を通して、微量ではありますが「アルカロイド」という毒素があります。このアルカロイド、じつはナスにも含まれているのです。それもそのはず、先ほども言ったように「ほおずき」は「ナス科」なのですから。

「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざは、「体を冷やす」とか「美味しいからもったいない」というような意味合いのほかに、じつは「胎児への影響」も考えられたものだったのです。まさに「ほおずきは嫁に食わすな」とでも言ったところでしょうか。

そんなわけで、万が一、妊娠されている方が、ほおずきを口にしてしまった場合、念のために診察を受けられることをオススメします。

 

浅草ほおずき市2016の時間や日程

ここでは、浅草ほおずき市の日程や時間、交通アクセスなどを簡単に説明していきたいと思います。

【開催日】
2016年7月9日(土)
2016年7月10日(日)

【場所】
浅草寺 本堂

【時間】
午前6時から午後8時

※ほおずき市のお店は、午前8時から午後9時頃まで営業

ただし、9日は夜9時を過ぎても、開いているお店もあるそうです。また、10日はほおずきが売り切れ次第、お店が順次閉店していくようです。

 

アクセス情報

会場:浅草寺
東京都台東区浅草2丁目3−1

 

鉄道を利用する場合

・東武スカイツリーライン
浅草駅より徒歩5分

・東京メトロ銀座線
浅草駅より徒歩5分

・つくばエクスプレス
浅草駅より徒歩5分

・都営地下鉄浅草線
浅草駅A4出口より徒歩5分

 

バスを利用する場合

・都営バス

・京成タウンバス

・台東区循環バスめぐりん

都内ということもあり、浅草寺には駐車場がないので、雷門地下駐車場か、周辺の駐車場をご利用して頂くことをオススメします。ただし、ほおずき市の2日間は、駐車場が大変混雑するようです。付近の駐車場が満車で、浅草寺よりもあるかに遠くへ停めるよりは、なるべく公共の乗り物で行った方が効率は良いと思って頂けたら幸いです。

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ほおずきの値段は?

浅草寺の境内では、毎年、約120軒以上といわれる「ほおずきの露店」が出店していて、大盛況のようです。寺社でお払いを授かったほおずきは、古来は薬、今は厄よけになると言われており、家族や友達、会社の上司などのお土産にも良いでしょう。ただし、ほおずきが嫌いな方には、無理強いをしないことをオススメいたします。

また、2日目の7月10日には、「終売したお店から閉店」されるようなので、10日のお昼までに買い物を済ませるのがベストな選択のようですね。

 

ほおずきの種類と値段

・かごに入ったほおずきの実
500円

・ひこほおずき(竹ひごにほおずきが一つ)
50円

・ほおずきの鉢植えと江戸風鈴セット
2,500円

・枝ほおずき(枝にほおずきがついている)
1,000円

 

なかでも、鉢植えと風鈴セットがこの縁日で一番人気とのことです。

また、注意点として「ほおずき市」で販売されている「ほおずき」は、各所問わず、全て「食用ではない」ので、食べることはできません。あくまで観賞用として売られているということを、改めてご了承ください。

 

ちなみに浅草寺のご利益は?

浅草寺のご利益、それは次の通りです。

 

・商売繁盛

・家内安全

・学業成就

・厄除け

・病気平癒

 

このようにありとあらゆるご利益のあるお寺なのです。

また、「ご利益どころ」と呼ばれる場所があり、それは「本堂」であったり、「六角堂」であったり、「淡島堂」、「かんかん地蔵」、「銭塚地蔵」、「鎮護堂」、「加頭神社」、「被官神社」と様々ですが、特に有名なのが「かんかん地蔵」とのことです。

この「かんかん地蔵」は、お地蔵様を削り取って、そのかけらを財布などに入れておくとお金がたまるというご利益があるようですが、その姿は散々と削り取られて無残なものになってしまっているそうです。

さらに、浅草寺にはいくつかのお守りも存在します。では、その代表的なお守りを紹介していきましょう。

 

浅草寺のお守り

災難除守

中身に「雷除」と呼ばれるものを小さくした物体が入っている、菱形のお守りです。由来は、有名な「風神、雷神」の「雷神」からで、雷の御力で「全ての災難を防ぐ」という効力を持っているようです。

 

蓮弁守

病気を防ぐ、または今現在の病気を和らげる効力を持つお守りです。お守りの中には、蓮の花の形をした観音様が入っているようです。

 

金鱗守

浅草寺の山号である「金龍山」が由来のお守りで、浅草寺の仏の御力が自身の本尊の力を増幅させて、全ての災難を防ぎ、幸福を招くとされる、龍のうろこで造られた最高のお守りです。これさえあれば、まさに怖いものなし!とのことですが、過信は禁物です。

 

ほおずき市は「ほおずき祭り」

売り子さんの衣装がいいですね~~おっとっと、、

前項、「ほおずき市の由来」にて説明し忘れていた「特別な日」について。

それは、7月10日という日はただの「千日詣」の日ではなく、「四万六千日(しまんろくせんにち)」とよばれる、功徳日最高潮の日だったのです。

その日のご利益指数は、その名のとおり「46000日分」といわれ、それは年数にしてなんと126年分なのです!

江戸の享保の時代から、この日が生まれたとされ、「人の一生」を「米の一升」とかけ、「126年」とする、その心は「一升は46000の米粒にあり!」・・・ということで、人の一生を、お米一升分の米粒「約46000粒」というのにちなんで、このようになったというのが有力な説であるようです。(当然、諸説あります)

そんな浅草の「ほおずき市」も、何の因果か、またも「源頼朝」です。この人が立ち寄っていなければ、有名にはならなかったかもしれませんね。

じつに下町らしく、にぎやかで風情の溢れでる、ご利益がありあまる縁日なので、この記事を参考に振るってご参加頂けたら幸いです。また、ほおずき市は観音信仰ですので、お参りの際には、「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えることを、強くオススメいたします。

それでは最後に、締めの一言です。「どうか皆々様に、たくさんの「ご利益が」ありあまりますように!」

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